「小泉米」の「カビ毒検査」は小売のモラルに委ねられる場合も 密かに行われていたルール変更に「ドン・キホーテ」の回答は
「検査が“任意”に」
政府の備蓄米を随意契約で小売業者に払い下げ、「5キロ2000円台以下」で店頭に並べることに成功して脚光を浴びる小泉進次郎農水相(44)。だが、その陰で、実は備蓄米に関する重大なルール変更が行われていた。もしかしたら、私たち消費者は知らぬ間に「カビ毒」を口にしてしまうかもしれないのだ。実際、備蓄米の販売を始めたドン・キホーテの運営会社に「週刊新潮」が取材すると、驚きの実態が明らかになった。
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テレビのワイドショーやSNSでは、小泉農水相が払い下げを決めた備蓄米、通称「小泉米」の話題で持ち切りとなっていて、スピーディーな施策を展開した小泉氏は一部で「英雄扱い」されている。...