「石破総理」は、60日で退陣した「羽田内閣」よりずっと恵まれている…当選14回「船田元」議員が語る“少数与党の心得”
船田元衆院議員(裁判官弾劾裁判所裁判長、元経済企画庁長官)は衆院当選14回を数え、期数では石破茂首相(13回)の先輩となる数少ない自民党議員だ。ちなみに、他は15回の麻生太郎氏、14回の額賀福志郎氏(衆院議長就任で会派離脱)だけである。さらに船田氏は31年前の羽田政権で新生党議員として少数与党を経験。衆院で与党過半数を失った石破政権には、不可欠な羅針盤のごとき存在だ。
当時と現在を瞬時に行き来しつつ、政局と政策の相関関係をクリアに読み解く語り口は、大ベテランとなった今も「自民党のプリンス」の呼び名を彷彿とさせる。...